- 2009-01-03 (土)
- 還暦祝いについての一般的なこと
還暦お祝いが赤いちゃんちゃんこ、というのは今ではまり聞きません。
日本人の平均寿命はどんどん長くなり、今の60歳は老人ではないですよね。
私の知り合いの方で60歳以上の方の中には、会社を辞めて自分で会社を立ち上げてバリバリに仕事をされている方もいらっしゃいます。
私の義母も会社を定年で辞めた後、関連会社でずっと仕事をしていました。
こんな感じで還暦を迎えても現役バリバリで働いている人もたくさんいらっしゃいますよね。
赤いちゃんちゃんこなんてあげたりしたら、そんな年寄り臭い物はいらん、と笑われたり不愉快になってしまうかもしれませんよ。
ですから、今では還暦お祝いのお品は多様を極めているようです。
ここ数年人気が高まっているのが、生まれ年に作られたワインだそうです。
魔除けの意味がある赤にこだわって、赤ワインを選べば還暦お祝いのお品としてよりふさわしいということらしいのです。
ラベルに名前を入れるようになっているものもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。
ただし、よっぽど高い、しかもいいヴィンテージ(ワインの造られた年)のものでないと、60年もたっていては飲めるものは殆どないでしょう。
本当にワインの好きな方へのプレゼンであれば避けた方がいいかもしれません。
お酒を飲まれない方なら、生まれ年のコインという方法もあるようです。
特に欧米では、生まれ年に作られたコインは「ラッキーコイン」と呼ばれ、幸福のお守りとされているそうです。
ますますお元気で、という意味を込めたい還暦お祝いのお品としてぴったりではないでしょうか。
還暦お祝い向けにラッキーコインをキーホルダーやストラップにしてくれるお店もありますので、ネットを色々検索してみてください。
今は還暦ということにこだわらず、相手が喜びそうなプレゼントを贈る人も増えているようですから、還暦を迎える人と日頃から親しくしていて趣味や特技を知っているのなら、それに関係した物を贈るのもいいかもしれません。
そういった物もわからず、かつちょっと気のきいた物をというのなら、プリザーブドフラワーがいいかもしれません。
「枯れない生花」は還暦お祝いにふさわしいのではないでしょうか。
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